2015年5月6日水曜日

明稜帝 梧桐勢十郎 を読んだの





@ざっくりした感想

 面白かった

 クリフがいいやつ

 梧桐勢十郎の性格も畜生で良い


@時代を想う内容

 『型破りな主人公が硬直した組織・社会に型破りなメスを入れる』

 という作品が90年代は流行ったと思う 

 ショムニとかGTOとか小林よしのりとか宮台真司とか

 建前で動く組織にたいして本音で動く個人を持て囃した時代というか



@今こそ考える俺様主人公

 梧桐勢十郎はとにかくケンカが強くてずる賢くて権力も有って

 なおかつ性格が畜生

 という2010年代にこそ受けそうな性格

 ただこの性格が悪いってのもチャームポイントとして足されてる

 『なんでも出来る奴は性格が悪い』って嫉妬が透けて見えて嫌ゃ


  
@四天王 仕方なかった 連載のため 仕方なかった

 後半は生徒会メンバーより四天王の出番が多くなる

 6巻あたりの読書による人気キャラアンケートで2・3位は四天王だったからかな?

 生徒会はベスト3に入ってなかった…

 クリフや伊織はもう少し掘り下げれたと思うので残念

 何より青木の扱いがMOTTAINAI




@青木速太の成長譚 ではなく

 もともとギャグ漫画っぽい体裁だけど

 私は勝手に青木の成長譚的なものを期待したので

 最後の取ってつけたような『青木、成長したな』展開はガッカリ

 その直前まで青木ガン無視でクイズ大会だの選挙だのやってたので

 余計に取ってつけた感がする

 

@ゲーメスト

 かずはじめの絵柄って小川雅史に似てる…似てない?




0 件のコメント:

コメントを投稿