2013年8月11日日曜日

部屋も汚いし心も汚い




@ラカンもカンカン

 
  部屋は心の鏡

  
  みたいなことはよく聞きます

  精神科医がまず最初に言うのは

  『部屋を綺麗にしましょう

  なんだとか


  凶悪事件の犯人の部屋は軒並み荒みきってるそうです。(伝聞)

  
  なんにせよ
  綺麗な部屋に越したことは無いのです



@そして俺の部屋

 ゴミと夢で埋まったx畳半の空間なんです

 どこから手を付ければいいのか

 もう誰にもわからない

 こればっかりはお片づけなんていうミクロ的処置ではおっつかないので

 マクロ的な解決というか

 もう一個部屋を作るしか解決策は無いと思います。

 大変ですね


@ 正しいことは正しいという風潮

 親が子の部屋をやたら片付けたがるのも

 部屋と心にはなんらかのつながりがあるとの信仰のせいです

 実際に子供の精神に手を突っ込むことは出来ないので

 仕方なく、子供部屋に八つ当たりをするのです

 ヒロインの部屋に生活感が無いだけで
 
 ヒロインには
 ネグレクトやら薄幸やら虚無感属性が
 勝手にへばりつけられるのです



@ 繰り返すこの毎日が人生だと知っていたなら(北欧のことわざ)
 
  『どうせ人生とは生活を重ねるだけのクソゲーだから

   その人の生活がそのままその人の人生だと断じてもいい』

  とは、私は思えないのです

  部屋からその人の生活を立ち上がらせるのは容易です
  
  部屋が汚いなら、生活も汚い。だからその人の人生も汚い

  部屋は私的なものです

  私的な空間が汚いから、心も汚いと類推するのです

 
  その人の生活を1年観察すれば
  それでその人がいかほどの人物かわかる

  とは、思えないのです

  ジャムおじさんがパンづくりを辞めて
  パン工場を競売に出して
  アンパンマン号を差し押さえられても
  ジャムおじさんはジャムおじさんだと私は思います

 
  その人の一番、大切な部分というか
  『私が私であること』
  ってのは、生活なんていう過去じゃなくて
  未来にこそ有ると思うのです。

  だからこそ、『自分探し』なんかしても見つからないのです
  『自分』は永遠に、私の先にあるものです

  少なくとも
  部屋になんかは、絶対にありません


@結論

  部屋が汚くてもいいじゃん(いいじゃん)
  
  
  


2 件のコメント:

  1. 最近部屋が汚くなってきた・・・
    ブログを読んで片付けをしよう!と思ったが・・・

    結論は汚いままじゃないですかー!やだー!

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    1. キャサリン2013年8月12日 9:49

      逆に考えるんだ

      部屋が汚いんじゃなくて
      汚い空間のことを部屋と呼ぶと考えるんだ

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