2015年1月26日月曜日

『艦これ』3話と国語の勝利 


@覚悟としての国語

 『”作者の気持ちを考えろ”なんて社会では役に立たない』

 こういうことを社会に出てから言わせるために 
 国語は存在している



@こくごのこ

 私たちは須らく国語の子べし

 ランドセルの下に叩きこまれたのは

 忠君愛国でも平等平和でも

 ニノミヤでも松下でも無く

 『作者の気持ちを考えろ』である

 言い換えれば

 『結果より原因を考えろ』である


 もう学校の帰り道に未知は無い

 少年はただの絶対原因探しマンに堕ちたのだ

 世界には結果にしか無い

 だから僕は『作者の気持ちを考える』しかない


@絶対の子

 『作者』とは教科書に並ぶ人名であり

 両親であり教師であり制度であり社会であり

 自分以外の全てである

 理不尽も隣人も解釈すべきものとしては区別はない

 チャイムは鳴ってしまったのだ



@むしろ後塵を愛する

  『作者の気持ち』を有難がるかぎり私たちはいつまでも後続車だ

  それはけして後継者には成り得ない

  事故に巻き込まれることは有っても
  自己に目覚めることは絶対に無い

  散った華を前にしてその解釈を滔々するものは
  地上でも形而上でも栄光に与るところは無い
  


@W島攻略作戦
 
  『死』を描けばシリアスみたいな風潮、ファックだね

  死という甚大な結果には当然、甚大な原因が有るだろう
  という国語信者の成れの果てだよ

  ゆるゆるほのぼので良いじゃん

  美少女動物園でもアホ日常でも良いじゃん

  スナック感覚でスナッフするな

  翼賛欲しさに悲惨にするな

  
  ということでカミーユ・レヒトの文章を引用してこの話は終わり!平定!!


  「はい、にっこりしてください」という言葉は、陳腐な決まり文句と成った
    で、今はどうだろう
    いまなら、「はい、魂を込めてください」ということになるかもしれない。  

                                          図説 写真小史 151頁より引用







0 件のコメント:

コメントを投稿