2015年8月5日水曜日

映画 『白魔女学園』  感想

          白魔女学園





@でんぱ組.incの映画として

  でんぱ組.incの子がいっぱい出る映画です

  曲だけは知ってるけど個々のキャラはよく知らないので

  この映画のキャラが俺の『でんぱ組.inc』に成ってしまいました

  『ハッピープルプルピープルン』の子の劇中の生い立ちや顛末が悲しすぎて

  ちょっと横になるレベル

  最上もがは動画だと思ったより細い

  そして顎と首のラインが良い


@ジャンル映画として

  百合!能力!学園!な設定の上に

  白!暴力!VFX!って感じで

  そのための『でんぱ組.inc』?あとイジリー??

  シリアスを目指してるようですギャグが滑る程度にはシリアスです


  『白魔女』 『魔力』 『試験”エチュード”』

  とかファンタジックワードが頻出するから

  「お、魔法合戦か」と期待しても

  実際の戦闘となると足技主体のドツキ合いなんですがそれは…あと鈍器

  もっと能力バトルしてほしかった!


  能力の使い方も最初のお披露目のような使い方しかしない

  能力バトルの醍醐味は

  ありきたりな能力を斬新に使うときに出る(スリムアップワポールとかダンゲロスの全てとか)

  彼女たちの能力の意外な使い方を見たかった
  

@いたいのがいいの
 
  でんぱ組の子たちが演じる『痛い』女子が本当に痛くて目を背けたくなる(褒めてます)
 
  あらゆる意味で痛い

  だからこそ特殊効果かけまくりのクソ編集がむかつく

  フィルター覚えたての中学生かよ

  痛い女子が頑張る話は好きだから(AURAとか)

  この部分だけはキュンってなりかけた


@涙の数だけ強くなる→

  魔力は心の痛みに比例して強くなる

  ↓

  友達を殺すお


  文字に起こすと乱暴だけど映画は本当にこの流れでやる

  『痛みを知るほど強くなる』なんてのは『クリリンのことか』からの漫画の王道だけど

  この『共感力』をポジネガ両方で描いたのは挑戦的で面白い

  傷つくほど強くなるなら人は自ら進んで傷つく 

  なかなか刺激的なテーマだと思う


  
  
  
@総評
 
 つまらない。 でも深夜にケーブルテレビでやってたら見るかもしれない

 『百合』っぽいことやってるけど、ちっともときめかない


 百合目当てで見るのはオススメしません


 褒めどころは

 『痛みを知るほど強くなる』ことをシニカルにコミカルに描こうとしたところ













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