2018年8月1日水曜日

青のフラッグ 第33話 感想

@虻蜂取らず

 「異性だからって好きになるな」というマミ編はこの漫画を瓦解させる

 だってこれ「同性だからって好きになるな」と表裏一体だから

 「性別なんて関係ない」とメッセージ連ねるほど

 『青のフラッグ』自体のテーマが瓦解していく

 愛情と友情の違いと異性愛と同性愛の違いは全然違うテーマだと思います

 なんかマミ編になってからガバガバになってきたな


@マミは犠牲になったのだ

 『最初からマミはトーマと友達に成りたかった』のほうが絶対スッキリしたのに

 フラれた設定と恋人に成る未練が有る現状はホント蛇足

 これじゃあ真澄ちゃんに誤解されてもしゃーない

 ほんともったいない


@他にすること無いのか

 恋愛脳の滑稽さ+残酷さを描くのが『青のフラッグ』の魅力の一つだと思う

 でも恋愛脳の滑稽さ+残酷さを描けば描くほど

 コイツら他にすることないのかって冷めてくる

 ここらへんむずかしいよね(作者気取り)

 だからトーマのやきう部はかなり癒やしパートに成り得たのに残念

 この漫画の主要人物たちの部活描写が無いのも息苦しさに貢献してる

 いや部活じゃなくてもいいんだけど恋愛以外にもなんかしろよ

 この視野の狭さが若さだっていえばそうだけど

 それに気づくのは若くない読者だけやで


@名探偵シンゴ編はじまる

 シンゴがトーマの秘密に迫る!!ってことで33話は終わり

 まったく、そそられない引き

 だってシンゴがトーマのセクシャリティ知ったところで

 何も変わらないじゃん!!きっとシンゴは今までどおりトーマと友達だし

 これでシンゴがトーマの”恋愛”応援するぜ!とか成ったら最悪だな

 あんだけ馬鹿にしてた恋愛脳に逆戻りやん

 本当にシンゴが友達思いなキャラなら、トーマのそこらへんには突っ込まないだろ

 何でも話すのが友達とかキツイわ~

 シンゴタイプの人間て友達じゃなくて親に成りたがってんだよな

 もしくは医者

 ”お前は間違っている”から始まる人間関係タイプ

 でも人として間違っている部分こそがその人の一番の魅力だったりするから

 ここらへんむずかしいよね(上から目線)

  
@哀しいぐらいに失速

 31話で大騒ぎしてた頃にもどして

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