安堂ろめだ(著)
@内容
チェリーパイ学園という地域有数のバカ学園で繰り広げられる
セックス!学ラン!オラオラからのアヘアヘ!
チェリーパイファックをする→される四天王の一人”破壊神”恩田臣と
兄貴の復讐という大義名分をすっかり忘れてパコるに耽る入間丈による頭パーコンビのお話と
ラブレター(陰毛)を巡って大痴話喧嘩する幼馴染CPのお話の二本立てだよ!
ギャグが、ちゃんと笑えるBL
この一点だけでも男子におすすめ
 
@一昔前のネットの空気
チェリーパイ学園という地域有数のバカ学園で繰り広げられる
セックス!学ラン!オラオラからのアヘアヘ!
チェリーパイファックをする→される四天王の一人”破壊神”恩田臣と
兄貴の復讐という大義名分をすっかり忘れてパコるに耽る入間丈による頭パーコンビのお話と
ラブレター(陰毛)を巡って大痴話喧嘩する幼馴染CPのお話の二本立てだよ!
ギャグが、ちゃんと笑えるBL
この一点だけでも男子におすすめ
@一昔前のネットの空気
 ネットスラングのチョイスの仕方が良い
 このご時世にMUSASHI-GUN道-ネタいれるセンスが好き
 この漫画の風通しが良いのは真心と作法だったら
 作法を大事にしてるから
@真心と作法
浅羽通明(著)
『野望としての教養』に真心と作法はどちらが大事かという考察が有る
 浅羽は社会や共同体のことを考えるなら作法が大事だと言う
 作法より真心を大事にする社会とはストーカーを良しとする社会だと彼は断じる
 付き纏ったり贈り物をしたりの迷惑行為も真心からしたなら許されてしまうからだ
 ヤンキー文化とは作法の文化だ
 学ランに細工をしたり髪を染めるのは自分の見てくれを気にしているからだ
 自分がどうあるかという真心よりも、どう見られたいかという作法を大事にしている
 ナメられることを極度に嫌う=恐れているのは
 『俺はヤンキーなんだ』という自分の真心なんか信じていないからだ
 ヤンキーなんだ、という真心よりも ヤンキーらしい作法を取る
 それがヤンキー文化圏
@これが作法だ
 丈はヤることヤッといて、何が作法だと思うかもしれないけど
カレピに成るために、臣の同意を一応ちゃんと待ってる
ふみは真心から圭宛てのラブレター(陰毛)を開いてしまう
ふみは『恋人が心配だから』勝手に見たと真心で推すが圭は許さない
圭は人の手紙は勝手に読まないという作法を優先する
カレピに成るために、臣の同意を一応ちゃんと待ってる
ふみは真心から圭宛てのラブレター(陰毛)を開いてしまう
ふみは『恋人が心配だから』勝手に見たと真心で推すが圭は許さない
圭は人の手紙は勝手に読まないという作法を優先する
 真心の塊のような伊勢島は臣のブタには成れなかった(=臣は女王様に成ってくれなかった)
歩く真心のストーカー(暗殺者)はふみにぶっ飛ばされた
ストーカーは問う、ふみと俺の何が違うのかと
ふみは答える
『俺はちゃんと気持ちを伝えたぜ』と、
言わなくてもわかるだろの真心と
言わなきゃわからないだろの作法
そんで作法が勝つ
 
そういう漫画
真心を優先するってのは自分の気持ちを優先するということ
作法を優先するってのは相手の気持を考えるということ
どっちが良いかなんて言うまでもないでしょ
@敗れた真心へのアドバイス
フラれた伊勢島に『とっとと諦めて次行きなよ』と諭す丈
 
歩く真心のストーカー(暗殺者)はふみにぶっ飛ばされた
ストーカーは問う、ふみと俺の何が違うのかと
ふみは答える
『俺はちゃんと気持ちを伝えたぜ』と、
言わなくてもわかるだろの真心と
言わなきゃわからないだろの作法
そんで作法が勝つ
そういう漫画
真心を優先するってのは自分の気持ちを優先するということ
作法を優先するってのは相手の気持を考えるということ
どっちが良いかなんて言うまでもないでしょ
@敗れた真心へのアドバイス
フラれた伊勢島に『とっとと諦めて次行きなよ』と諭す丈
 当て馬にアドバイスする展開って、なっかなか無いよ
 
    
 フラれた自分を認めたくなくて、Mを演じる人は多い
 嫌われている現実を一種のプレイと読み替えるのは精神衛生上必要かもしれない
 読み替えるだけなら害は無いが、押しつけ(SMおせち)になると害になる
 真心をぶつけることは害になる
 真心モンスターに成った人間への対処としては
 勝ち目の無い現実をまず見せて、少しの思い出を持たせて
 『とっとと諦めて次行きなよ』と言うしか無い
 丈って、やっぱ良いやつだよ
@大人になるということ
 チェリーパイファックが通過儀礼だとしたら
 四天王達はうっかり勝ったが故に大人になり損なってしまった 
 丈と出会い敗北を知ったことで臣は、やっと大人になれた
 ふみと圭はストーカーの件でお互い負けることで(強引)大人になった
 ZEUSこと和海だけが敗北を知らない
 彼が屋上というオリュンポスから降りるのはいつの日か・・・
 負けるというのはボンタン狩りされるという具体的な話じゃなくて
 世の中というのは自分の気持が優先される場所では無いと知ることだ
 つまり真心なんか通じないのが世の中だと知ることだ
 勝ち続けるうちは大人になれない
 『風林火嶄』で「攻校生ということ 勝ち続けるということ」と書きつけられていたのは
 勝ち続けるうちは攻校生という子供のままなんだって意味なのかなって思った
@こんな人におすすめな漫画
 ヤンキーもの好きな腐女子におすすめなのはもちろんだけど
 社畜(♂)はガチで読め
 「外面(作法)が良いやつばっか成功しやがって、なんで俺の真心が通じねえ…」
 とか思っちゃってる社畜はガチで読め
 世の中は気持ちじゃ通じないから、行動ですから
 そんで丈の言葉責めを見習って一緒に次期四天王を目指そう
 入学したい高校がまた一つ増えました
0 件のコメント:
コメントを投稿