2015年7月25日土曜日

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 第8話  『I Wonder』  感想


@ゆきあつにむねあつ

 めんまめんまうるさいじんたんに

 お前のせいで傷ついた人だっているんだぞ!!と叱るゆきあつ

 あなる 「傷ついたって(ゆきあつ)自分のことだよね」


 終盤、秘密基地にてやっぱりめんまめんまうるさいじんたんに

 殴りかかるゆきあつ

 「やめてくれ…」

 『めんまが俺たちを許すはずが無い』ってのは建前で

 未だにじんたんの心を囚えているめんまにジェラシーなんだよなぁ…



@母の気持ち 父の気持ち

 ヨグワガンナイケドネ

 めんま母の気持ちを語る言葉を未だに持たない

 これをアニメにする姿勢はすごい

 それにしてもじんたんパパは何でも知ってるなぁ(BKMNGTR)

 でもね

 両親をスーパーマン扱いするアニメは例外なく嫌うことにしてるから



@変わるのは関係だけだと言うこと

 じんたんによれば

 個人個人は変わってないが

 『みんな』は変わった

 なぜなら、めんまは居ないから


 あの頃の『みんな』の中にはめんまが居た

 しかし今の超平和バスターズにめんまは居ない

 だから、『みんな』は変わった


 一人ひとりは変わってなくても

 その一人ひとりが織りなす『みんな』という関係は変わってしまった


 みんなという言葉は実体のある言葉じゃなくて

 所詮は関係の代名詞だという深い考察

 『みんな』のことを考えているのにすれ違うじんたんたち

 それは『みんな』という言葉が関係を指す言葉だから

 有りもしないモノを指しているから混乱するのではなく

 各々が別のモノを指しているから混乱するのだ

 同じような言葉に国家がある



@日曜日18:30の国民的BL

 夜の公園で話し込むじんたんとめんま弟の場面が

 なぜか、カツオと堀川くんに見えた




@泣きあなる

 いい場面

 願い事を叶えたら、めんまは消えると指摘するあなる

 『めんまは居なくってもいいんだ、好きなのに!!』

 という絶叫

 論理矛盾を突きたくて叫んだわけではない

 ぶっ倒れるまでがんばっても

 どうせめんまは消える

 それにくらべて私はずっとここに居る

 今だって倒れた貴方の側にいる


 「非現実的なヒロインより、現実的なサブヒロインを取ってよ!!」


 という切実な、だけどこれを言ったら十中八九負ける『幼なじみ』セリフ。

 突然、知らない美少女が!!系アニメ(俺は大好き)だと100%負ける側が吐くセリフ

 


@なぜあなるは負けるのか/負けたりしない!


 『顔色悪いよ』

 あなるはじんたんの顔色に気づく

 
 『つめ真っ黒!』
  
 めんまはじんたんの手を見ている

 
 あなるがじんたんの顔を見るのは

 そしていつも見ているのは

 じんたんが、あなるの顔を見ないから


 めんまが、じんたんの顔を気にしないのは

 いつも、じんたんはめんまのことを見ているから


 そりゃあ、あなる、負けるわ




@ダマスカス

 無言電話はじんたんの仕業だと決めつけた時点で

 ゆきあつとつるこはめんまを信じるコースに入った


 結果には必ずひとつの原因がある

 というゲームのルールを受け入れた時点で

 彼らは必ずオバケを信じることになった

 無言電話の原因なんてことを考えなければ

 ノートに新しい書き込みが増えたところで

 『今まで見逃したのかもなハハハハ』で済んだのにね

 

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