@読んだ頁 229-293
@第17章 ラマダーン
わかりあえてないからこそ
わかりあえたのかもしれないクィークェグとイシュメール
@第18章 クィークェグのしるし
『あの万古不変の普遍教会』
ルビを振りたい日本語。かっこいい
名刺代わりに鯨をヌッ殺すクイークェグはガチ
@第19章 預言者
なんとも言えない不吉な章
聖書というベースというか元ネタがあるおかげで
名前だけでも重層的な繋がりが生まれるのはおもしろい
@第20章 出港準備
チャリティとかいうベストマッチネーム
冒険前の準備シーンはわくわくする
例え5頁だけでも
@第21章 上船
エライジャの思わせぶりな感じが恐い
預言なのか虚言なのか
クイークェグの故郷では人が椅子になる!
@第22章 メリー・クリスマス
信心深いビルダッドとキックじじいのピーレグ
レギュラーメンバーだと思ったらこの章でピーク・オッド号から下船
TDN水先案内爺だったみたい
@第23章 風下の岸
バルキントンに捧げた章
恵みを与える陸が船にとっては全てを奪う悪になる
深遠で真摯な思考とは依存せず独立しようとする魂の努力による
ここらへんニーチェっぽいね
@第24章 弁護
『地球のいたるところで火を灯すランプやろうそくは、神前灯明のように
われわれの栄光をたたえて燃えているからである』
ここにきて『抜粋』で読んだ文章達が光りながら蘇ってくる
捕鯨への惜しみない讃歌
この小説マジですげえわ
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