『あさがおと加瀬さん』
高嶋 ひろみ(著)
@読んだ結果wwwwwwwwwwwwww
お友達から勧められた本だったので
ボロクソに叩いてやろうと思って読み始めたんですが
面白かったです(素直)
「夏休みの少し前でした」という書き出しですでに名作アウラは出てまして
最後までその期待が裏切られることはありませんでした
恋愛から600㍍手前のイチャつきもいい
これが”ピュア百合”ちゃんですか
山田がみんなのために拵えた花壇を
他ならぬみんなが踏み潰した場面はエモーショナルに描こうと思えば(王者の風格)
いくらでも描けたはずなのに、あえて抑えた表現
というよりギャグっぽく処理したのは関心しました
横殴りのランナー軍団を意に介さず花壇に向かう山田もかっこいい
山田は花壇が心配で周りが見えなかっただけですが
それこそが山田にとっての「ひとつ」なのです
花を愛し、人を愛し、ひたむきに草むしりをする山田
『恋される側』をかっこよく描くのは当たり前だけど
この作品はちゃんと『恋する側』もかっこよく描いてて
そこがいいです
@山田
こういう『コンプレックスを抱えた娘』が『自分にないモノを持ってる娘』に
恋愛感情に近い憧れを抱く漫画は好きです
しかし『コンプレックスを抱えた娘』が終始いじけ続けたり
本当にド屑だったりすると
なんでこの娘とあの娘がくっつんだと興ざめすることもありますよアリゲーターさん
『あさがおと加瀬さん』は
ちゃんと山田ががんばってる部分も描いてて
加瀬さんが山田を好きになったことも納得がいくし
山田と加瀬さんが結ばれたことも素直に祝福できます
@結論
やっぱり…百合を…最高やな
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