2013年4月29日月曜日

『ヤマノススメ』を読んだ感想

 
 

ヤマノススメ




@あらすじ

 女の子たちが登山を通じて成長したり、しなかったりする
 ゆるふわ系に見せかけて、実は本格的登山漫画です


@ストレイトな感想

 タイトルから

 『山に暮らす女の子たちの過酷だけど幸せなかけがえの無い日常』

 みたいな内容を期待したんですが違いました

 『びんちょうタン』みたいなものを期待してたんです


 実際は現代の普通の少女が少しずつ登山に興味を持つ漫画です

 いきなりエベレスト みたいな話ではなく

 登山グッズで悩んだり、登山料理(?)で対決したり

 そうやって少しずつ少しずつ前に進んでいく

 けなげな漫画です

 一歩一歩積み重ねていく感じが

 これ、そのまま登山であるとそういうことなんだね


@漫画にしか出来ないこと

 
漫画が他のメディアに優っているのはどこか?

 あるいは

 他のメディアには無くて 本には有る魅力はなにか?

 それは『ページをめくる』ということです

 これはつまり、『間』を自分で決める事ができる ということです

 
 自分の好きな時に場面転換出来るのですから

 一番きもちいいのです

 ページめくってオオッってなるのは最近だと『へうげもの』がブッチギリなんですが

 ヤマノススメでも一箇所だけおお!!と成る場面がありやす

 あの瞬間が味わえただけで、もう満足なんです

 幼馴染みな百合が読みたい人オヌメメです

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