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2015年11月20日金曜日

白鯨(中)を読む 4

@読んだ頁  215-257頁


@第60章   綱(ライン)

 捕鯨で使う綱って大麻で出来てるんだ~

 キメセクが捗りそう

 綱で雁字搦めになったボートでクジラに突っ込む命知らずたち

 俺はボートに乗るだけで死にそう


@第61章 スタッブ、鯨をあげる

 「あなたイカ見る、マッコウすぐ見る」

 「キュウリみたいに冷静に」ってのは英語の慣用句らしい 

 語呂合わせなだけで、きうり自体に意味は無いみたい

 やっぱり、きうりって無能だわ

 煙が出るぐらいの速さで動く綱を素手でつかむスタッブ!!

 鯨を仕留めるシーンは血!血!血!って感じで


@第62章 銛を打つ

 海の上で座席移動はたしかに無駄

 温存すべきエースをボロ雑巾状態で投入する愚行

 組織の失敗の永遠のテンプレ


@第63章 クロッチ

 気持ちはわかるけど2番銛は外したほうがいいって!!


@第64章 スタッブの夜食

 フリースの爺さまはサミュエルL・ジャクソンが演るとハマりそう

 スタッブのフリースの爺さまに対する態度が嫌

 つうかスタッブが段々嫌いになってきた

 

2015年11月17日火曜日

白鯨(中)を読む 3

@読んだ頁 179-214頁


@第55章 怪異なる鯨の絵について

 『クジラの絵』に対してのダメ出し

 鯨の本当の姿を知りたいなら捕鯨に出るしか無いというリクルート章

 「この世において最後まで絵にすることが出来ない生き物」

 レヴィヤタン
 巨 鯨


@第56章 より誤謬すくなき鯨の絵、および真正なる捕鯨図について

潮を吹く鯨を煙吐く家屋に例えるのはわかりやすい


@第57章 油絵に、歯に、木板に、鉄板に、石に、山に、星座にえがかかれた鯨について

 野蛮人が家にこもると、ある特性を発揮する

 その特性とは「勤勉さ」

 集中力と技術力は野蛮にも宿るということか?あるいは野蛮にこそ宿るのか?

 捕鯨ラーの気持ちが高ぶると山を見ても

 「あのカーブ、かなり鯨だよな…」と見えてくる

 星を見てもクジラやクジラ取りが見えてくる

 そんな眼力を持った「一人前の鯨取り」に成らなければならない

 帰ってこれなくなりそう…


@第58章 オキアミ

 「そうだ、愚かな人間よ、ノアの洪水はまだひいてはいないのである。」

 「この麗しの世界の三分の二は、未だ洪水で覆われているのである」

 水の惑星を洪水の惑星と読み替えるセンスww

 いい…(完落ち)

 

@第59章 ダイオウイカ

 ダイオウイカと出くわしたピークオッド号

 ダイオウイカの描写がすげえSF

 ガチムチのおっさん達が呆然とイカを見つめる昼下がり

2015年10月26日月曜日

白鯨(中)を読む 2

@読んだ頁 101-178頁



@第49章  ハイエナ

 なんだか全てが冗談のように思えて

 急に世界を笑い飛ばしたく成る時がある

 遺書を認めて土中を思う
 
 死んだつもりになってみると

 それから先は丸儲けの人生に成る

 ワカル ヨクワカル


@第50章 エイハブのボートとその乗組  -フェダラー-

 ディスばかりアジア章

 こういうアジア観を持たれている/いた という認識は日本人なら持ってたほうが良いよね

 原文だとどういう感じなのか気になる


@第51章 潮吹きの霊

 喜望峰って結構荒れる海域なんだね

 フェダラーが見つけた天へと登る銀の潮吹き

 皆はなぜかそれを白鯨のものではないかと思い始めた

 イヤだなーこわいなー(INGW)


@第52章 アルバトロス号

 『世界をめぐる旅! この言葉の響きには誇らしい気分を鼓舞するものが大いにある

  しかし世界を一周してどこにたどりつくというのか?

  数限りない危険をくぐり抜け、行きつく先は元の木阿弥

  出発点ではないのか?

  我々が背後の安全地帯に置いてきた人たちは、常に我々の前途に居るということか』


 いい。すばらしい。

 このグルッと来て皮肉に落とす感じがマジニーチェ

 グッと来ます


@第53章  出会い(ギャム)

   スパウター
 「潮吹き船どもめ」
  ブラバー・ボイラー
 「脂の釜炊きどもめ」

 ヒラコーあたりに漫画化して欲しいですね


 海賊たちは

 『常人には真似ができない高みに上り詰める栄誉を持つが

  それは絞首台に限られたことだ』

 ひょっとしてこれってワンピースの最終回のことじゃ…



 捕鯨船どうしには『ギャム』という独特の風習が有る

 ざっくり言うとお互いの船の捕鯨ボート乗りが相手の船に行くことらしい

 恐らく血の気が多い奴らが交歓しあう儀式…

 当然相手の船にはボートに乗って行く

 船長も行く

 捕鯨ボートには座席などという軟弱なものはない

 船長は立って行く

 船長は波に揉まれようとオールが脚にぶつかろうと
 
 姿勢を崩さず膝を折らず立ち続ける

 立ち続けることで威厳を示す

 なるほど、聞いているかねドフラミンゴ君


@第54章 タウン・ホー号の物語

 恐らく中巻の最初の山場

 喜望峰で出会ったタウン・ホー号にまつわるお話し

 これはタウン・ホー号の乗組員から聞いた話。実話です(イシュメール談)

 
 …水漏れが起きて…ドン…嫌な航海士が居て

 …反乱が起きて…セバスチャン…裏切り・・・・そして…

 …ビリヤード台より教会のほうが多いのに…

 ………でー白鯨に航海士は食い殺された…


 話自体は面白いけど語り方がわかりにくいわ!!

 いや、わかるけどわかりにくい

 この奔放さは古典だから許される

 これをラノベがやったらボロクソに叩かれると思うの

 やっぱ岩波って卑怯だわ(偏見)

 でもこの場面がポーンと飛ぶけど話自体は繋がってるのが

 すごくスコセッシぽいおね


 海の男はきれい好きだから

 『顔を洗ってからでないと溺れるわけにはいかない』とかワロタ



2015年10月16日金曜日

白鯨(中)を読む  

@読んだ頁 1-101


@第42章  「鯨の白さ」

 白色には『われわれの魂をおびやかす』ものがある

 たしかに白いものは不気味で強くて恐ろしい

 フリーザとかショックで白髪化した雪代縁とか包帯で白く覆われた志々雄真とか

 白ギャルとか白ひげとかロールパンナちゃんとかEVA量産機とか

 『白さとは、本質的に色というよりは色の目に見える欠如であり、同時にあらゆる色の具象』

 白色についての哲学的考察が非常に面白い


@第43章  「聞け!」

 この伏線は回収されます(安心)


@第44章 「海図」

 ハゲワシに内蔵をついばまれるプロメテウス

 イメージとしてよくでてくるやつ

 エヴァー弐号機の最後とかプロメテウスを連想した人も多いとおもう

 内蔵をついばむハゲワシは

 ZEUS(レベル8)が遣わしたもの


しかし、このハゲワシすらもプロメテウスが生んだ可能性が微レ存???

 ニーチェは明らかにそっちサイドの発想で書いてる(喜ばしき知識)

 ココ以外でもメルヴィルとニーチェってかなり似てる気がする


@第45章 「宣誓供述書」

 全海洋的雷鳴 好きワード

 マッコウ鯨って怖いなーとづまりスト4


@第46章 「憶測」

 エイハブの心の声章。

 『人間くらい故障しやすい道具は無い』

 挿絵のエイハブがマジいい感じのジジイなんすよ… 


@第47章 「マットづくり」
 
 おまたせ
 
 イシュメールとクイークェグ章
 
 マットづくりを「運命」に例える文学青年イシュメール

 つまり『運命』を織るイシュメールとクィークエグ

 気だるい昼下がり・船上・共同作業 もはや何も言うまい


@第48章 「最初のボートおろし」

 乗るなら絶対スタッブ班

 ナンターケットで出港直前にみた「不思議な影」の正体がこの章で明らかに!

 てっきりアレは幻覚とか象徴表現だと思ったらしっかり理由があってビックリ

 どの1行も気を抜けないぜ白鯨…

 そして気になる「エライジャの預言」の顛末


 キレ芸のフラスクと軽口スタッブとクール熱血のスターバック

 暴走ジジイのエイハブとフェダラー率いる謎の軍団

 ここらへん尖った奴ばかりでいいね


 海に出てから初の大ピンチに見舞われたイシュメールとクィークエグ!

 だけど二人の距離が急接近みたいな展開は、無しw

 『われわれは焼かれながら焼け尽くされず』  好きワード

 もしも『白鯨』が京アニでアニメ化したら

 この章の放送回で『実はイシュメールは死んでる説』が出ると思う

2015年9月27日日曜日

白鯨を読む 8

読んだ頁 379-458  (上巻読破)



@第35章 檣頭 (マストヘッド)

 檣 ←この漢字が読めませんでした…

 調べたら 『ほばしら』と読むらしい

 確かにほばしらで檣になる

 捕鯨が『この世の憂さに倦み疲れ』た

 傷つきやすくて空想癖の有る若者たちの逃避の場になってるなんて世紀末すぎる…

 檣頭に立ちすくむ青年哲学者というのはいつの世も絵になる

 それが戯画だろうと


@第36章 後甲板

 エイハブ大演説

 マストヘッドの奴らに降りてこいと叫ぶ場面は

 夢見がちな若者を現実に引きずり下ろす合図みたいでゾクゾクする

 復讐のために海に出たエイハブと利益を重んじるスターバック

 これは揉めるで


@第37章 落日

 エイハブのもう一つの叫び回

 『また立ち上がった』という圧倒的な自尊

 今度は俺が神を笑ってやるという冒涜

 怒りこそ饒舌の源ですね

 ヒラコーが白鯨漫画化したらすごいよさそう


@第38章 たそがれ

 スターバック回

 狂気の老人に対する哀れみと憎しみ

 狂乱する土人たちを尻目に今こそアタマを使うときぞと奮い立つスターバック萌え


 『わたしのなかにまだ存在する たおやかな人間らしい感情を持って

  残酷な幻想の未来よ、私は汝に戦いを挑んてみせる!

  諸星の感能力(インフルーエンス)よ

  我が側に立ちて、我を支え、我を導け!』


 うーんこの主人公


@第39章 夜直はじめ

 スタッブ回。理解不能なことにぶつかったら、笑うことだという処世術

 スタッブの生き残り感高いよね


@第40章 深夜の前甲板

 めまぐるしく変わる視点で描かれる水夫たちのガンギマリパーチー

 原文だとどういう風に書かれてているのか気になる

 古典でこんなに自由に書いてるんだから

 今の小説だって視点の固定とか人称とかもっと自由でいいじゃん

 
 『おまえさんの墓場の上で踊ってあげるわよ、きっと』

 

@第41章 モービィ・ディック

 40章と41章はセットに成ってる

 この二つだけは絶対に続けて読んだほうがいい

 アッパーの40からダウナーの41へのナイアガラ的展開

 ストン!!と世界が変わる体験

 この『転』を味わいたくて俺は生きてる


 エイハブが白鯨を憎む理由

 世間が白鯨を恐れる理由

 ここらへんは説明できる

 しかし

 ピークオッド号の乗組員が白鯨を憎む理由

 これが説明できない
 
 最初はエイハブの個人的な憎悪だった白鯨が

 いつしか全員にとっての憎しみの対象になっていたという狂気の恐怖

 そしてイシュメールも例外ではなく



2015年9月23日水曜日

白鯨を読む 7

@読んだ頁 321-378


@第29章  エイハブ登場、続いてスタッブ

 スタッブの蛮勇とエイハブのクソジジイ感

 『自分の墓に降りていくような気分になるものだ』


@第30章 パイプ

 ジジイが船の上で何かを握るのは捨てるためだよね


@第31章 夢魔

 生身の手足で打たれるのは屈辱だと語るスタッブ

 ただ棒とか義足というモノを媒介すればそれは侮辱ではない

 ここらへんは、素手の喧嘩とグローブをはめたボクシングの差かもしれない…


@第32章 鯨学

 真面目な事書いてるようでガンギマリ章

 イルカには dolphin と porpoise  という区別が有るとは知らなかった

 dolphin とはクチバシがあるイルカ  でつ ←

 porpoise とはクチバシが無いイルカ  で) ←

 

@第33章 銛打ち頭
 
 エイハブのお話し。

 ナンターケットの田舎船長の闇は深い…


@第34章 船長室の食卓

 あるある章

 招待されて行く食事会の窮屈さは異常

 借りてきた課長ネコになっちゃ~う









2015年9月22日火曜日

白鯨を読む 6

@読んだ頁294-320


@第25章 追記

 油回。『脳油』という字面のインパクト


@第26章 騎士と従者(その一)

 一等航海士スターバックの紹介パート

 スターバックの『出来る男』感は異常

 『まったく恐れを知らぬものは、同僚としては卑怯者よりよほど危険である』

 父や兄も鯨取りだった。そして二人とも海に沈んだ


@第27章 騎士と従者(そのニ)

 陽気なパイプ中毒スタッブ一等航海士

 彼がパイプを加えるのは

 人々が吐き出し続けた『悲惨』を吸わないためだとイシュメール

 だからスタッブは陽気なのだ

 最後の一等航海士 フラスク

 フラスクは鯨に対して尊敬も恐怖も感じていない

 彼はたのしみのために鯨を追う

 彼にとっては三年を費やす航海も

 『長い冗談』でしかない

 この三者三様の一等航海士が色々やってくれるんだろう(期待)


@第28章 エイハブ

 ついにエイハブが甲板に現れる 

 『来るぞ来るぞ』からの肩透かし…からの

 遭遇

 まさに『現実が予兆にさきがけた』瞬間

 今のところは「強そうなジジイ」って感じですね

 

2015年9月21日月曜日

白鯨を読む 5

@読んだ頁 229-293

 

@第17章 ラマダーン

 わかりあえてないからこそ
 
 わかりあえたのかもしれないクィークェグとイシュメール


@第18章 クィークェグのしるし

 『あの万古不変の普遍教会』

 ルビを振りたい日本語。かっこいい

 名刺代わりに鯨をヌッ殺すクイークェグはガチ


@第19章 預言者

 なんとも言えない不吉な章

 聖書というベースというか元ネタがあるおかげで

 名前だけでも重層的な繋がりが生まれるのはおもしろい


@第20章 出港準備

 チャリティとかいうベストマッチネーム

 冒険前の準備シーンはわくわくする

 例え5頁だけでも


@第21章  上船

 エライジャの思わせぶりな感じが恐い

 預言なのか虚言なのか

 クイークェグの故郷では人が椅子になる!


@第22章 メリー・クリスマス

 信心深いビルダッドとキックじじいのピーレグ

 レギュラーメンバーだと思ったらこの章でピーク・オッド号から下船
 
 TDN水先案内爺だったみたい

 
@第23章 風下の岸

 バルキントンに捧げた章

 恵みを与える陸が船にとっては全てを奪う悪になる

 深遠で真摯な思考とは依存せず独立しようとする魂の努力による
 
 ここらへんニーチェっぽいね


@第24章 弁護

 『地球のいたるところで火を灯すランプやろうそくは、神前灯明のように

  われわれの栄光をたたえて燃えているからである』

 ここにきて『抜粋』で読んだ文章達が光りながら蘇ってくる

 捕鯨への惜しみない讃歌

 この小説マジですげえわ
 

2015年9月14日月曜日

白鯨を読む 4

@読んだ頁 158-229



@第10章 こころの友

 ページ数に驚くクイークェグ萌え

 『なごみ、愛しあうペアーとして』
 
 イシュメールとクイークェグはズッ友だよ!

 どういうわけかひかれ合う二人

 ここまでど真ん中なのは悪霊(ドストエフスキー)以来


@第11章 ナイトガウン

 『体の温もりを真に堪能するためには、体の何処かに冷たい部分がなければならない』

 それ自体で成り立つものは無いという哲学的なメッセージ

 と同時にイシュメールとクイークェグの正反対コンビへの応援歌にもなってる??

 タバコの煙→波→島という映像的な表現がしゅごい…


@第12章  おいたち

 名前 クイークェグ

 出身地 ココヴォコ (地図には載っていない。そして真の場所が地図に載ることは無い)

 家族 父親は大酋長 叔父は大僧正


 外の世界=キリスト教的世界が見たくて

 捕鯨船に飛び乗ったのが全ての始まりだった

 クイークェグが外の世界に出たかったのは故郷の皆を幸福に、善良にしたいがためだった

 なんという主人公。

 生い立ちを話してからの、『全運命をともにする』発言

 これはイシュメール堕ちてますわ


@第13章

 クイークェグ大活躍回

 しかし不吉な一行が突きつけられる

 クイークェグ…お前…もしかして…○○のか…


@第14章 ナンターケット

 ナンターケットびとの驚愕の暮らし!!!(誇張)


@第15章 チャウダー

 コフィンって棺桶って意味なのね

 『ここでは牛乳でさえ、魚の匂いがする』

 この表現は汎用性あるよ


@第16章 船

 エイハブ焦らし回

 ビルダッドとピーレグのクソジジイコンビ面白い

 『商船の話はするな』の天丼は笑った

 エイハブが妻子持ちとは知らなかったそんなの

2015年9月1日火曜日

白鯨を読む 3

@読んだ頁 107-157

 

@第4章  『掛け布団』

 誰得蛮人添い寝パート

 挿絵もクイークェグに抱かれてるイシュメールという神章

 布団とクイークェグのパッチワークの畳み掛けワロタ

 ドタバタしてもオシャレ

 『やたらに長い間ベッドで寝かせる罰だけは勘弁して下さい』

 人生訓だね


@第5章 『朝食』

 ガチムチなんだけど人見知りの水夫たちと朝食タイム

 そんなの関係ないと我が道を行くクイークェグ

 銛でステーキを取るとかやっぱり蛮人だわ(偏見)


@第6章 『通り』

 『カナンとまではいかないが』

 言、言ってみたい…

 『ニュー・ベッドフォードでは父親は娘に持参金として鯨を与え』

 これマジ?


@第7章 『教会堂』

 ニュー・ベッドフォードには捕鯨者教会堂ってのがあって(ピーポーピーポー)

 この厳かな建物で何故かクイークェグと鉢合わせ
 
 これは恋だわ

 『われわれは水を通して太陽を見ている牡蠣と大差がなく』

 この牡蠣はプラトンが使った肉体の牢獄としての牡蠣とかけてるよね


 『わたしの肉体をうばいたい者はうばうがよい、くれてやる
  
  そんなものはわたしではないのだから』


@第8章 『説教壇』

 エーレンブライトシュタイン砦

 メルヴィルは1849年に実際にドイツに行って見学したらしい 

 すげえな(他人事)

@第9章 『説教』

 マップル牧師による『ヨナ書』の解説

 罰を素直に受け入れろ ということだろうか


@相変わらず面白い

 素直に面白い古典

 素敵やん













 
 



2015年8月27日木曜日

白鯨を読む 2

@読んだ頁 66-106

 久々に当たりの読書をしてる



@第二章 カーペットバッグ

 ナンターケットはアメリカで初めてクジラの死体が打ち上がった場所らしい

 『民衆の凍ったため息で出来た氷の宮殿』

 『孤児のなまあたたかい涙でも飲むしか無い』

 か、かっこいい…


@第三章 潮吹き亭

 安い宿を探して歩きまわるイシュメールが見つけたのは潮吹き亭というボロ宿

 そこでの食事場面

 『肉にジャガイモ、それにゆで団子。やったぜ!』(原文ママ)

 不意打ちで笑った

 やったぜ!でスイッチ入るダメな子になっちゃたのもう

 
 ベンチをベッドにするために

 ベンチをかんなで平らにする場面も面白い

 ベンチの長さが足りなくて椅子を並べても横幅が狭くてダメ
 
 他のベンチをつなげようとしても高さが合わない

 長さは諦めて寝返り防止にベンチを壁沿いにくっつけると窓からの隙間風が酷

 このしょーもないドタバタをあそこまでスマートに書いてかつ面白いって

 やっぱメルヴィルって神だわ(テノヒラクルー)


 銛打ちと一緒に寝るハメになったイシュメール

 「お、BLか」という淡い期待をぶち壊す銛打ちとの熱い初夜
 
 『あの、トマホークを見ろ』

 いつかは言ってみたい同衾セリフですね










 

2015年8月26日水曜日

『白鯨』 を読む 1

@今日から白鯨を読む

  

白鯨 上

ハーマン・メルヴィル 著
八木 敏雄 訳


  今日から岩波版の白鯨を読んでくぞい 
 
せっかくだから読んだ分だけの感想も書いてく

  そのほうが続きそうだから(弱気)


@読んだ頁 1-67 
 
 抜粋

    おお      うお  つく
  神 巨いなる 魚を 創造り給へり  -創世記-

   なにこれかっこいい
  



 第一章 『まぼろし』

  めちゃくちゃいい

  舞城王太郎がメルヴィルを褒めてて心配だったけど

  全然良い

  訳がいい

  『私は黙って船に乗る』までの文章の流れが良すぎる


  客として船に乗っても楽しめない

  船乗りとして乗らないと楽しめないというイシュメールの哲学すてき



@映像向きな小説だとおもた

  スコセッシとかに映画化してほしい
  
  ナレーション使いまくりでちょうどよさそう